大阪を拠点とする学生団体and_dによる企画展『アーキディスコ』が千駄ヶ谷TerritoryGalleryで開催

2023年11月5日

アーキディスコのフライヤー

 

大阪を拠点に活動する学生団体「and_d」による企画展『ARCHI-DISCO#3』が、東京都千駄ヶ谷で開催。本展はand_dによる初めての東京での展示である。テーマは「建築と生成AI」。出展者によるAIを用いた建築の可能性と制作の展示をご覧いただける。

 

アーキディスコの展示の様子

 

本展は、大阪を拠点にする「and_d」をはじめ、早稲田大学・東京大学などの出展者も交えて建築の領域でAIを活用した事例を紹介している。

 

『建築とAI展』ARCHI-DISCO#3

 

主宰:and_d

 

11/3,4 12:00~19:00

11/5 12:00~17:00

 

場所:Territory Gallery

 

大人・大学生:¥500

高校生以下:無料

 

〒151-0051

東京都渋谷区千駄ケ谷1丁目23−6 サンビュウハイツ北参道 101

 

 

 

 

 

アーキディスコのZINE

 

展示では。出展者の記念品やZINEを購入できる。ZINEは¥500。

 

アーキディスコ#3レポート


 

展示2日目である11/4土曜日に伺ってみた。本展に出展しているUmezuさんとNakamaeさんはかねてからX(旧Twitter)でたびたびポストを目にしていた。

その二人は本展で建築の新たな知識よりも、来場者との交流などで音楽に関する新たな知識を得たという。リマーカブルなこの二人とはコンタクトをとるべきであろう。

 

生成AIを、建築設計のどの段階で使うのか。制作ごとにそのタイミングは異なっており、パネル展示のダイアグラムがそれをわかりやすく指示してくれている。

 

すべての作品に共通して語られていたのは、設計プロセスにおける「トップダウン」と「ボトムアップ」だ。

 

建築設計における「トップダウン」とは、建築の大枠を定めてからミクロを突き詰めていく流れ。それに対して「ボトムアップ」とは、ミクロを考えた後に大枠が見えてくる形だ。

 

本展で出展された作品は。その両方のプロセスにおいてAIが活用されている。AI黎明期の現代でいかにAIを活用すべきか。デジタルに精通してなくともあなたの設計プロセスに多大なる影響を与える展示だと思う。

 

展示は本日17:00まで。

 

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取材:曾原翔太郎