東京都赤羽のId108/イドイチマルハチでキンミライガッキによる実店舗企画『HUSHI Custom SHOP』が開幕！
2023年11月17日
別時空の楽器を調査・研究し「実際に使える製品」として販売するメーカー・キンミライガッキが、2023年11月18日より東京・北区のクリエイティブベースメントId108/イドイチマルハチにて実店舗を期間限定でオープンする。
キンミライガッキとは？
キンミライガッキは、“時空間”をテーマに様々な分野の技術で全く新しい楽器を開発している。この企業の中心に存在するのは謎の顔を持ったC.E.O.だ。彼が存在するのは我々が生きるこの現代の世界だけでなく、時空を超えて活動している。
現代で私たちが目にすることができる楽器（キンミライガッキの製品）は、C.E.O.の指示の下で「現代支部」によって制作されている。現在、現代支部が活動しているファクトリーが、今年8月にオープンしたばかりの東京・北区にあるクリエイティブ・ベースメント「Id108/イドイチマルハチ」だ。
キンミライガッキ現代支部受賞歴
2023/2
「SALES TIME!! MV」 夢カナYell MUSIC VIDEO CONTEST Vol.4 事務局特別賞
2022/12
NEWVIEW AWARDS 2022 ULTRA SO SESSION Prize「Draw&drag future instruments」
2022/12
2022 ADAA FUKUOKAインタラクティブアート部門 入賞「VVVW」 (地軸回転機構と連名)
2022/6
Glow Shenzhen 2021（中国深圳市）星光賞 「ECHO SUMMIT」
2021/11
Creative Hack AWARD 2021 ファイナリスト 「タイム⇆マシンを起動せよ！」
2021/10
京都国際映画祭クリエイターズ・ファクトリー2021アート部門グランプリ受賞 「タイム⇆マシンを起動せよ！」
2020/3
ものつくり文化展2019 入選 「DEN-JIKI 電-磁器 チャタク」
他、多数受賞。
無音階弦楽器HUSHI
Id108 OPEN ATELIERで展示されたHUSHI（画像中央）
Photo：Yuki Nasuno
今回のショップでご覧いただける製品は、しなやかな曲線の中に2本の弦を持つ美しいガッキ「HUSHI」だ。
以下、キンミライガッキ現代支部による説明
今回ピックアップする製品は「HUSHI」。
しなやかな曲線の中に2本の弦を持つ、美しいガッキです。
柔らかい弓型を縮めたり広げたりすることで、中心に張られた弦の音程を変化させることで演奏します。テルミンのように決まった音階がなく、無段階に音程を変化させられることから「不死の音階を持つ楽器」すなわちフシと総称されています。
現代とは別の時空でエレキギターのような進化を辿ってきた弦楽器ですので、ギターアンプやエフェクターに繋いで演奏することが可能です。
※通常のギターシールドケーブルを繋いでご使用いただけます。
HUSHIはほとんどの人が初めて触る楽器だろう。だからこそ、楽器が弾けない人でも、楽器をたくさん触ってきた人でも、同じ地点からスタートできる。
いままでにない形式の楽器であるHUSHIには、決まった奏法が存在しない。自分なりの新たな奏法を見つけられるのも、HUSHIを演奏する楽しさの一つである。
Photo：キンミライガッキ提供
こちらは、作曲家/臨床心理士・石川泰氏がHUSHIを触ってみた際の映像である。彼がId108でHUSHIを演奏したのは2回目であったが、演奏中しながら新たな奏法を見つけるさまが見て取れる。
石川泰
作曲家・臨床心理士
青山学院大学兼任講師
NHK BS山川草木、NHKスペシャルなどに楽曲を提供。
New York blue building、Amsterdam Bimhuis、南青山MANDALAなど国内外の様々な場所で、音楽劇やコンサートなどを行なっている。
また、心理カウンセラーとして、学校や社会福祉施設など様々なニーズをもつ人々の支援を行なっている。
HUSHI Custom Shop
会期：2023年11月18日～（不定期営業）
営業時間：13:00~18:00
営業予定日については、こちらの営業予定カレンダーをご覧ください。
主宰：キンミライガッキ
場所：クリエイティブベースメントId108/イドイチマルハチ
〒115-0041 東京都北区志茂５丁目３７−１０ Id108
文：CURIOATE共同代表・曾原翔太郎