建築×HIPHOP。音楽イベント「curious.」が開催!

2025年2月14日

 

CURIOATE代表で、クリエイティブ業界にクラブカルチャーの息を吹き込むことを実践している曾原翔太郎(SHOTARO)がオーガナイズする音楽イベント「curious.」の7回目が2025年3月5日(水)に開催される。

会場は赤羽enab。2024年3月から、奇数月第一水曜日レギュラー開催を始めてから1周年を迎える。

※イベント詳細はページ下部をご覧ください。

 

今回は、惜しくも延期となった1月出演予定だった、建築業界のビックゲストを2名迎える。

住宅特集2021年8月号の表紙を飾った「鶴岡邸」を設計した武田清明建築設計事務所を主宰する武田清明氏は、建築業界屈指のHIPHOPファン。

「建築のまわり」を専門領域とするクリエイティブカンパニーAROUND ARCHITECTURE代表の佐竹雄太は、カタチトナカミとして「建築ラップ」を歌う。

 

そんな二人をゲストとして迎え、さらには2月の振替開催時に自らの研究対象である墨田区京島や、能登半島地震の復興支援で肌に感じた思いをラップで表現した晴覚、レギュラーDJのSHOTARO嶺上牌細田雅人の建築設計や都市計画にバックグラウンドを持つ5名で音楽のシークエンスを作り上げる。

 

LIVE


 

佐竹雄太a.k.a カタチトナカミ

 

 

 

 

佐竹雄太 a.k.a カタチトナカミ

 

アラウンドアーキテクチャー代表、建築メディエイター
東京理科大学理工学部建築学科卒。同大学院修了後、アトリエ事務所や不動産会社を経て、2021年に起業し、建築と不動産・ビジネスの専門性を掛け合わせ、建築家とタッグを組み不動産コンサルティングを担当しつつ、「建築のまわり」で広く活動し、数々の建築イベントもオーガナイズ。2016年からカタチトナカミとして「建築ラップ」という音楽活動を開始、今までに建築家や工務店等とfeaturingし曲をリリースしている。

 

 

アラウンドアーキテクチャーHP

佐竹雄太公式X

佐竹雄太公式Instagram

 

―オーガナイザー、SHOTAROによるコメント―

明治大学教授の門脇耕三先生がきっかけで出会いました。初めて開催した建築の音楽イベント「Archi Disco #5」(and_dとの共同企画)を知っていただいて、Xで繋がっていたのですが、そんなつながりなんて関係なくひとりのラッパーとして大好きです!!!
何より、アトリエ事務所を退所してからフリーター期間がある過去が最高にヒップホップです。(笑)楽曲でいうと、僕もかなりの影響を受けたビートメイカーMASS-HOLEさんのトラックで歌っている『SEKOH-GA-DAIZI feat.ROOVICE』は痛烈で、ハマった曲の一つ。大学を出てから設計事務所に就職せずに活動している身からすると、机上の建築設計で満足してはいけない…と心に刺さりました。何より、フック(ポップスでいうところのサビ)がキャッチーで耳に残りやすくて、ライブでフロアを魅了するHIPHOPとはこのことなのか…と。彼のバックDJは最高に楽しいですね。建築をやっていない人でもヒップホップが好きなら喰らっちゃうと思うし、ヒップホップをあまり知らなくても建築やってるなら最高に盛り上がれる曲ばかりなので、皆さん一緒に歌いましょう!!!

 

晴覚

 

晴覚

 

東京都市大学大学院都市生活学専攻在学中。

ラッパー。

17歳の時にポエトリーラッパー不可思議/wonderboyの楽曲を聴いたことでラップを知る。MCバトルからhiphopにのめり込み、現在は楽曲制作やライブの傍ら、研究対象地である京島で様々なアーティストとセッションを披露している。

 

晴覚Instagram

 

―オーガナイザー、SHOTAROによるコメント―

ひょんなことからスタッフとして参加した「瀬戸内ジャンゴストリート」というジプシージャズのイベントがあって、その打ち上げ中に外で涼んでたら道端で出会いました。(笑)都市計画の研究をしているということで立ち話に花を咲かせていたのですが、なんとラップをやっているということが発覚。これは見たことないフュージョンが見れるかも!と思い、ジャズバンドの即興演奏にのせてフリースタイルしてもらいました。本人はポエトリーラッパーを名乗っているけど、サイファーに通っている影響なのかフリースタイルのフロウにめちゃくちゃHIPHOPイムズを感じて、自分のイベントに出てもらいたいなあと考えていました。curious.では、僕のビートでもラップしてくれるのでめちゃくちゃ楽しみです。

 

GUEST DJ


 

武田清明_CURIOATE

Photo :

 

武田清明

 

1982年神奈川県生まれ。2007イーストロンドン大学大学院修士課程修了。

2008年から隈研吾建築都市設計事務所に勤務、設計室長を経て、2019年に武田清明建築設計事務所を設立。

〈6つの小さな離れの家〉で「SDレビュー2018」鹿島賞受賞、〈鶴岡邸〉で東京建築士会「住宅建築賞2022」受賞。

日本女子大学、神奈川大学非常勤講師。

 

鶴岡邸(©masaki hamada)

Photo : masaki hamada

代表作の鶴岡邸。

 

 

武田清明建築設計事務所HP

武田清明Instagram

 

―オーガナイザー、SHOTAROによるコメント―

僕が武田さんを知ったのは、Xで鶴岡邸に関するポストを見かけたときでした。当時は在学中だったのですが、同級生のあいだでかなり話題になっていた作品のひとつです。その時は建築家としていつかお話できたらいいなと思っていたけど、ヒップホップ好きな建築家っていないのかな~と思って検索かけたときに武田さんの名前がでてきたんです。それはとあるハイエンドスピーカーの特集ページだったんですが、ページ下部に彼がセレクトしたプレイリストがあったので早速聴いてみました。朝・昼・夜にセクションが分かれていて、特に夜のセクションからは趣味の近さを感じて、建築の話よりも音楽の話を聞いてみたいなと。(笑)たぶん、HIPHOPの入り口がR&Bとかネオソウルの人。それでレイドバックで気だるげなHIPHOPを聴いているイメージ。実はcurious.で初めてお話するので、その答え合わせができるのが楽しみです!!!

 

 

DJ


 

細田雅人

 

細田雅人

 

芝浦工業大学建築学科卒。建築学生として数々のコンペにて受賞。そのセンスは建築設計のみにとどまらず、映像や写真の分野でも活躍している。CURIOATEが正式ローンチした2023年10月より、ライター・カメラマンとしてジョイン。音楽の趣味が代表の曾原翔太郎(SHOTARO)とかなり近いことから、2024年3月から始まったcurious.ではレギュラーDJとしてDJ活動も開始。2025年からは東京藝術大学に籍を移す。

 

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―オーガナイザー、SHOTAROによるコメント―

Archi Disco #5のときから自分のイベントでDJしてもらっているけど、彼が忙しすぎて最近全然一緒になれてないね。(笑)個人的に、オープンDJのうまさはピカイチで、酒が進む音楽をセレクトしてくる。ローリン・ヒルを中心に、低BPMのR&Bのエロい曲が多い。同世代でこの辺好きな友達全然いなかったから、これからも音楽と建築を通じて関わりを持ち続けたいと思っている人のひとり。いつもオープン任せているけど、今回はcurious.で初のHIPHOPガチガチの会なので本領発揮のいい機会になりそう!

映像(ここでは、静止画も動画も含む)を本気でやっているのもあって、模型の写真がめっちゃ良いんです。建築模型って、実物のマテリアルやクオリティも大事だけど「一過性」もあるから、魅力を最大限に引き出す撮影技術も必要なんだなあと思う。建築やっている人ってカメラロールがランドスケープで埋もれがちだと思うんだけど、細田はポートレートも撮ってる。「モチーフ」を撮影する経験が逆流して建築模型のキャラクターにも表れているんだろうか。お越しいただいたみなさんには、そのあたりの話を深掘りしてみてほしいです。

 

 

PAWANO!! 嶺上牌

 

嶺上牌

 

東京を拠点とするシンガーソングライター/コンポーザー。エレクトロミュージックの文脈を取り入れたpopを手がける。音楽を作って歌うふわふわ魂(だま)。
2023年12月より「PAWANO!!」名義での活動を開始し、作詞作曲に加えDAWでの編曲を自身で行なっている。

 

 

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―オーガナイザー、SHOTAROによるコメント―

大学時代の同期で、curious.立ち上げ以降毎回DJとして出演してもらっています。家が近かったというのもあって、卒業してから一番高頻度で会ってる同期かもしれない。最近はシンガーソングライター「PAWANO!!」として活動の場を広げていて、建築学科出身の音楽をやっているという共通点があるので今後も一緒に盛り上げていきたい!と思う。シンガーとして彼女が作っている曲はダンサブルなものが多くて、思わず体が揺れている(というか最早飛んでいる)から楽しい。2024年からはLIVEの回数が増えたのもあるし、有名な箱でLIVEしたりと音楽活動の場を広げていて、めきめきと売れている様子を横から見て良い影響をもらっています。それもあってかいつものDJはハウスが多い。今回はHIPHOP回ということもあって一番大変な役回りだと思うけど、どう来るかすごく楽しみにしています。

 

CURIOATEキュリオエイト代表の曾原翔太郎

 

SHOTARO

 

芝浦工業大学建築学部卒業後、フリーランス。curious.オーガナイザー。学部在籍時より、デザインスタジオ「Garmentekhne」にて建築やグラフィック、Webデザインの制作を行う。現在、赤羽のクリエイティブ・ベースメント「Id108 / イドイチマルハチ」を拠点に、建築設計・グラフィックデザイン・Webデザイン・アートディレクションなどで活動。WebマガジンCURIOATE創始者であり代表。芸術と文化の祭典「赤羽異地番街」ディレクター。

デザイン業の傍ら、DJとしても活動。

主催:奇数月第一水曜日「curious.」@赤羽enab

レギュラー:毎月第一木曜「THE MIND」@渋谷organ bar

 

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イベント詳細


 

curious. 2025/3/5

 

「cuirous.」

 

日程

2025年3月5日(水)

19:00~終電前

 

CHARGE

¥1,500 / 1d込

 

LIVE

佐竹雄太 a.k.a カタチトナカミ(アラウンドアーキテクチャー)

晴覚

 

GUEST DJ

武田清明(武田清明建築設計事務所)

 

DJ

嶺上牌

細田雅人(CURIOATE)

SHOTARO(CURIOATE)

 

タイムテーブル

19:00-19:50 嶺上牌(50)
19:50-20:40 細田雅人(50)
20:40-21:30 SHOTARO(50)
21:30-21:50 晴覚【LIVE】(20)
21:50-22:40 武田清明(50)
22:40-23:00 カタチトナカミ【LIVE】(20)
23:00-LAST B2B

 

会場

MUSIC & BAR Enab

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〒115-0045

東京都北区赤羽1丁目 マンション初穂赤羽 B1

 

 

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