ND3Mが3Dプリントプロダクトを販売するポップアップストアを開催！

2024年4月24日

コンピュテーショナルデザインを基盤に新たな建築を模索するギルド集団「ND3M」が、4/27〜4/28にかけて、東京の自由が丘にて高相拓己（TOTTI）とコラボしたポップアップストアを期間限定でオープンする。

What is “ND3M”?

ND3Mは2019年に結成され、2020年3 月より愛知県の建築学生によるチームとして本格的に活動を開始。その活動の勢いは猛烈であり、当時Twitter（現X）のコンピュテーショナルデザイン界隈では瞬く間に知名度を広げる。2021年の第3期からは、愛知県だけでなく関東・関西からもメンバーを迎え、活動の範囲を拡大する。2022年より、社会人メンバーが誕生し新たなステップへと向かっている。

活動内容は、建築情報学領域を中心に、デザイン・制作・研究・勉強会・イベント企画など幅広い。メンバーの所属は、大学・企業と多岐にわたり、コンピュテーショナルデザインを共通項とした多様性に満ちたチームだ。

建築情報学とは、2010年代初期に豊田啓介氏によって「建築とデジタル技術による広がり」を体系化されたことがきっかけで始まった、新しい学問領域である。ちなみに、筆者がこの領域を知ったのは、2020年12月に出版された『建築情報学へ』という本である。この本では、建築領域における情報の取り扱いに関するノウハウなどが掲載されており、コンピュテーショナルデザイン初学者にとっての必読本といえるだろう。

ポップアップストアは、即売会方式で開催される。会場で御覧いただけるプロダクトは、「音を採取しその波形を可視化させ、3Dプリントすることで音を物質化する技術」を用いたランプシェードやアクセサリーとなっている。

and_dとCURIOATEによる「アーキディスコ#5」の開催前にご覧になることを推奨したい。

ND3M